トップページに戻る [ HOME ]
小大丸について 商品カタログ 展示会ご案内 きものクリニック 交通アクセス

きものコラム


季節に合ったきもの

当社にはよく「今の時期、何を着たらいいの?」というご質問が寄せられます。
そこで今回は時期に合わせた着物についてのお話です。

1:微妙な時期のきもの


「今の時期、何を着たらいいの?」というご質問が集中するのは、5月後半の「もうかなり暑くなってきたけどまだ袷を着ないといけないの?」と、9月上旬の「まだかなり暑いんだけど絽や紗ではいけないの?」です。
現在の一般的な「衣替え」の習慣は、明治以降に軍隊や公務員の「衣替え」を6月1日と10月1日と定めたことから庶民に広がったとされています。そのため、きものの「袷」の時期も10月1日から5月31日となっているようです。
しかし現在、地球温暖化等にともない、年間の平均気温は当時より2度ほど上がっています。そのため当社では実際の気候は当時より夏は1週間から10日早く、秋は1週間から10日遅くやってくると考え、5月でも暑ければ「単衣」は5月20日ごろから、9月でも暑ければ「絽」「紗」は9月10日ごろまではお召しいただけるとお答えしています。

2:お茶会などのきもの


ただし、紋付のきものを着るお茶席やお華の席などでは、きっちりと「袷」は10月1日から5月31日、「単衣」は6月1日から30日までと9月1日から30日、「絽」「紗」は7月1日から8月31日と決められていることもあります。こういった席では「袷」や「単衣」、「絽」が混在していますと統一感がなくなりますので注意が必要です。出来ましたら、主催される方、もしくは同席されるお仲間にご相談されて統一されるのが良いでしょう。

3:結婚式、披露宴のきもの


結婚式、披露宴においては少し事情が違ってきます。最近の結婚式、披露宴はホテル等、夏でも冷房がよくきいた場所で行われることが多くなってきました。また、特に留袖や振袖の「絽」「紗」は市場にも少なく、ほとんどが別注となってしまいます。以上のような点から、結婚式、披露宴での留袖、振袖は6月から9月の間でも「袷」をお召しになることが一般的となっています。
それでも「黒留袖の絽を」という方もいらっしゃいますが、まわりの方が「袷」の黒留袖の場合、「絽」の黒留袖では柄付けがどうしても薄いものとなってしまい見劣りしてしまうことから、当社では盛夏でも「袷」の黒留袖をお勧めしています。

【バックナンバー】帯あわせのコツ
きものきまりごと きものコラム 雑誌掲載 ブログ「忠三郎日記」 お問い合わせ
Copyright (C) 2005 KODAIMARU Inc. All Rights Reserved.